ウィーン美術史美術館 ハプスブルグ家の膨大なコレクション。収蔵作品もすごいが、建物自体が作品のよう。展示作品以上に目を引く階段周りなどゆっくり見て歩きたい美術館。ブ リューゲル「農民の婚礼」ベラスケス「マルガリータ」フェルメール「アトリエの画家」やレンブラント、ティチアーノなど2階の絵画ギャラリーに名品目白押 し。 |
ガラムスタン ストックホルムの旧市街地。13世紀から築かれ、全体は17世紀の建物が多い。お土産屋やレストランも玉石敷きの小道を挟んで落ち着いた街の雰囲気が残る。北欧デザインのイメージはなくゆったりとした時間がいい。 |
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マーチャーシュ教会 ブタペストはどこも雰囲気があるが、イシュトバーン大聖堂と共に、訪れたい場所。13世紀から建築され、一時モスクにも改修され、18世紀にカトリック教会に戻るという歴史の跡が独特の混在した内部景観を生み出している。パイプオルガンの音色は素晴らしい。 |
カレル橋 プラハはどこを歩いても気持ちが良い。その第一はヴルタヴァ川にかかりプラハ城と旧市街をつなぐこの橋。1402年建造のゴシックの石橋で、欄干に30体の石造が並ぶ。観光客で混雑するが、それでも両岸の眺めも川中の独特の柵も見飽きない。 |
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アルハンブラ宮殿 アラブ人の住むアルバイシンから全体を見渡せるがそれほどの感激はなかった。高台を覆う城内を歩き、宮殿に入ってからは緻密なイスラム装飾に圧倒され る。水を巧みにあやつる技術といいイスラム文化の高度な能力に感嘆する。鍾乳石飾りやイスラム文字のデザインによる徹底して埋め尽くす意志に感動。 |
カサ・バトリョ ガウディの邸宅建築のひとつ。色ガラスの破片とタイルで外壁を構成、マスクのようなバルコニーなどユニークさが目立つがバルセロナの街並みに違和感なく存在する。 |
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カサ・ミラ 兜をかぶったような煙突デザインで有名。屋上からは、バルセロナ市街を眺められる。うねるような曲線で構成された建物は外部だけでなく、内部も同様。空間がなごやかになる造り。この建物の中に小さなガウディ美術館もある。 |
グエル邸 ガウディのスポンサー、グエルの邸宅。予約制でガイドツアーでないと内部は見ることができない。住宅のデザインとしてゆとりある空間、質感を持ち、細部まで気配りされている。 少し離れたところにある別邸もガウディが設計している。ここは市内の中心部にある。 |
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グエル公園 砕いたタイルを使ったモザイクのデザインや植物をモチーフとした各部位の設計による公園。当初、住宅地開発として売り出したが失敗。共用施設部分の一部を現在の公園にしたもの。公園の正門側の店や門扉、馬車返しのコーナーなどおとぎ話の街のよう。 |
サクラダ・ファミリア バルセロナを代表する建築物。1892年着工現在も建築中。完全な設計図がなく、ガウディのミニチュアモデルなどから推測して建築や彫刻群を作成してい る。短い旅行中に2回訪れ塔に上ったが、この高さを石で作るのに驚くと同時に動植物をモチーフとした彫刻群や柱に創造性とは何か考えさせられる。 |
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ピカソ美術館・バルセロナ 市内にはミロ、ダリなど多くの美術館があるが、ピカソの大量の収蔵作品を持つここは、9才から青の時代までと晩年の作品を主に持っている。鳩の連作やラス・メニーナスなど著名な作品も多く展示。内部は思いの外広いので時間の余裕が必要。 |
モンセラート バルセロナからバスでも列車でも約1時間の山の中。鉄道駅からはロープウェイが利用できる。標高1200mの岩山の中腹にあり、9世紀に建立されのちにベネディクト派の修道院となった。今でも巡礼者と観光客が入交り時間帯によつて混雑するが見どころ多し。 |
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コルドヴァ スペイン・アンダルシアの都市。ローマ帝国属領からスタートし10世紀前後のイスラム時代に繁栄。旧市街は城壁に囲まれ中心にメスキータがある。8世紀の モスクにレコンキスタによりキリスト教聖堂になったが建物を混在させたことでユニークなスペインのイスラム建築となっている。迷路のような旧市街は白壁と 植木鉢が似合う。 |
トレド マドリードから約1時間のアンダルシアの街。タホ川の蛇行に囲まれた高台の要害の街。交通の要衝であったため様々な民族に支配され、キリスト、ユダヤ、イスラムの遺構が重な る。巨大なモスクの跡に大聖堂となった建物はスペイン最大のフランスゴシック様式の建築。グレコの街として、作品が美術館以外の教会にもある。この街も迷路のよう。 |
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プラド美術館 (新しい美術館はまだ行っていない)ルーブル、ナショナルギャラリーと比肩される有数の美術館。王家のコレクションなどを統合したもので ベラスケス、ゴヤ、ムリリョ、ルーベンス他イタリア絵画もラファエロ、ティチアーノ、ボッティチェリ、アンジェリコ、ティントレットなど多数あり。 |
ミハス スペイン・アンダルシアの地中海沿岸の山腹にある小さな村。白い村といわれた代表的な観光地。坂と階段でつながった小さな村だが、白壁で構成された家並みと眺望がすばらしく、狭い街ながら、散策に適し、強烈な印象を与えてくれた。 |
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セビリヤ アンダルシアの中心都市。旧市街の南半分が観光地と化している。ここもレコンキスタの後、カトリックと融合した結果、ユニークな文化が生まれた。カテドラルのヒラルダの塔が象徴的。ゴヤ、スルバランなどの名画も所有する。ゴシック建築ながらヨコの線も強調。 |
ギュスタフ・モロー美術館 パリ、サンラザール駅から近い自邸を美術館にしており作品の大半を収蔵。神話、聖書を題材とし独特の精神世界を描いている。自宅の各部屋の壁面いっぱいに展示していて余裕がないが、「サロメ」「人類の生」など真近に見ることができ、邸宅自体も鑑賞できる。 |
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パリ・サントシャペル教会 裁判所の中庭に建っているので外から見つけにくい。外観はゴシックのどっしりして華やかさは感じられないが内部、特に2階へ上がるとピンクを基調とした縦長の聖書の物語のステンドグラスに囲まれびっくりする。パリ最古のバラ窓もある。 |
パリ・ピカソ美術館 豪商の邸宅跡を美術館にした。病院の跡というのも聞いたことがあるが。膨大なコレクションを入れ替えて展示する。青の時代からキュービズム、シュールレアリズムとすべての過程が集められている。ピカソが尊敬したセザンヌ、マチス、ミロなどの作品もある。 |
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パリ・国立近代美術館 ポンピドーセンターの4、5階が美術館。ガラスチューブのエレベーターで4階へ。1960年代から現代までが4階、5階は1905年から1960年までの作品を展示。特に5階はフォービズム、キュービズムの著名なものがそろっている。観光客が少ない分ゆっくり鑑賞できる。 |
モンサンミッシェル 今は観光地として有名になり過ぎたが、パリから約4時間、ノルマンディー海岸の小島に建つ修道院。8世紀の修道院の上に、ロマネスク、13世紀にはゴシッ クの建物が載せられた。満潮時海に浮かぶ姿が印象的だが内部の中世のままの世界も、島の外周回廊もいつまでもいたくなる場所。 |
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モンマルトル サクレクール寺院を頂点に丘の一帯はパリに来たという感じが素直に得られる散歩コース。観光客が多過ぎるが仕方がない。芸術家が住み生活した跡を巡る散策路はどの季節、どの時間帯でも楽しめる。小さな美術館を覗いたり階段を上り降りするのも楽しみ。 |
最後の晩餐 ミラノ・サンタマリアデッレグラチエ教会の隣の旧ドメニコ派修道院の食堂にある、ダビンチの名作。爆撃で破壊されたり傷んだりしたと思えないイタリアの修復技術のすごさも感ずる。従来の最後の晩餐の描き方と全く異なった一瞬を切り取った場面を描いた。 |
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ミラノ・ドォーモ イタリアには珍しい尖塔が林立するゴシックの大聖堂。レース細工と称される繊細な外観も美しい。14世紀に着工され1887年完成。内部は5身廊で荘厳。屋上に上ることができ、尖塔や壁を支える飛び梁を間近に見ることができる。 |
ピサ・洗礼堂 ピサの斜塔のある広場に建つ。14世紀のロマネスク建築。コーモの洗礼槽とピサーノの説教壇が真ん中にある。独特の音響で知られ、女性のガイドさんに当た ると天使の声を聴くことができる。カンポサンポのフレスコ、斜塔の頂上からの眺め、大聖堂の彫刻、付属美術館、シノピエ美術館も広場にある。 |
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ミラノ・スフォルツァ城博物館 北イタリアルネサンス期の宮殿、ヴィスコンティ家の後、スフォルツァ家の城塞として建築された。内部は市立美術館になっており、絵画では、マンテーニャ、 ベリーニ、コレッジョ、ティントレットなど北イタリアの画家を多く展示。ミケランジェロの最後の作品、ロンダーニのピエタもある。 |
ミラノ・ブレラ美術館 16世紀に着工された建物は優美な円柱が支える回廊が美しい。マリア・テレーザにより創設され15世紀から18世紀のロンバルディアとベネチア派の絵画 が中心だが現代のものもある。マンテーニャ「死せるキリスト」ベリーニ「ピエタ」ティントレット「聖マルコの遺骸発見」など多数の名画あり。 |
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ミラノ・ボルディペッツォーリ美術館 個人コレクションを私邸で展示する珠玉の美術館。ポッライオーロ「貴婦人の肖像」ボッティチェリ「聖母子」ピエロデラフランチェスカ、マンテーニャ、 フォッパなど趣味のよい作品ばかり。ガレリアからも近いにぎやかな通りに面すが、一歩中に入ると空気が変わる。近くには、小さいがアンブロジアーナ絵画館 があり、アテネの学堂の実物大のデッサン、カラバッジョの果物籠、ダビンチの楽士の肖像が見られる。 |
ヴァチカン博物館 複数の美術館の集合体でシスティーナ礼拝堂や階段など、広く複雑な経路。公開されていなかったり、修復中とか、3回訪れたがまだ見切れていない。絵画館や 署名の間だけでなく、彫刻も多く、見どころが多すぎる。システィーナ礼拝堂は天気により色の見え方が違い、晴れなら青が鮮やかに見える。 |
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ローマ・サンタプラッセーデ教会 サンタマリアマジョーレ大聖堂脇の路地にある9世紀に建てられた教会。殉教したプラッセーデの娘のための教会で、後陣モザイクやサンゼーノ礼拝堂モザイクは素晴らしい。ローマに行ったときには何度と訪れるお気に入りの場所。なぜか落ち着いて呼吸がらくになる。 |
ボルゲーゼ美術館 1階が彫刻、2階が絵画館。大規模ではないが粒ぞろいの作品ばかり。ベルニーニ「アポロとダフネ」カノーヴァ「ボルゲーゼ像」をはじめどこかで知っているも のが多い。カラバッジョ「馬丁の聖母」「果物かご」「バッカスの自画像」ティチアーノ「聖愛と俗愛」ラファエロ「キリスト降架」など。ついでに公園も歩きた い。 |
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国立近代絵画館 ボルゲーゼ公園の西はずれにある。1911年万博会場の一つ。19世紀から現代までのイタリア絵画と彫刻を展示。セガンティーニ、キリコしか知った名前はなかった。観光客がほとんどいない。ポポロ広場を見下ろすピンチョの丘へ散歩がてら歩くのもいい。 |
カピトリーノ美術館・絵画館 シスト4世が1471年に開いた美術館。ミケランジェロデザインのカンピドーリオ広場を挟んで建つ。ヴィーナス、瀕死のガリア人などを見て地下通路からコ ンセルバトーリ美術館へ。カラバッジョ「ヨハネ」など名品多数。地下通路の脇からフォロ・ローマノを見通せる展望室があり、ゆっくりできるのでおすすめ。 |
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ローマ・サンクレメンテ教会 4世紀ミトラ教の神殿跡に建てられた。11世紀に現教会がたてられ、3つの異なる時代の建物が重なっている。内部は12世紀の状態のままという、アプシスのモザイク「十字架の勝利」、カテリーナ礼拝堂のマゾリーノのフレスコもいい。地下の教会とミトラの神殿も見られる。 |
ローマ・サンタゴスティーノ教会 1483年完成のラテン十字型のルネサンス様式、3身廊の教会堂。小さいが各礼拝堂に素晴らしい絵画がある。ラファエロ「預言者」サンソヴィーノ「出産の聖母」カラヴァッジョ「巡礼の聖母」など。内部は暗いので探すのに苦労したが。 |
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ローマ・サンタコンスタンツァ教会 ノメンターナ街道沿いの、カタコンベのあるサンタ・ニェーゼ教会の隣。ローマの中でも4世紀創設の古い教会。コンスタンチヌス帝の娘の墓所を教会とした。初期の霊廟だけに円形な のが特徴で、天井側面のモザイクは動植物をモチーフとした文様で美しい。ここからプリッシラのカタコンベへ下町を抜けて歩ける。 |
ローマ・サンタマリアインアラチェリ教会 カンピドーリオ広場に上る階段の左に急階段がある。気になっていてその上に登ったらこの教会があつた。古く7世紀に巫女のお告げで建てられた。ピントリッキオの「聖ベ ルナルドの生涯」のフレスコやドナテッロのクリヴェッリの墓もある。左奥に奇跡を行う聖幼子像がまつられ、右奥の扉の外側タンパンのモザイクはカヴァッリーニの「聖母子」。 |
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ローマ・サンタマリアソフィアミネルバ教会 パンテオンからパンフィーリ宮美術館に抜ける路地にある。優れた絵画が多く美術館のよう。ペルジーノ「キリスト」、フラアンジェリコ「聖母子」、リッピ「トマスアキナス」、ミケランジェロの「贖いのキリスト像」も。ガリレオの異端審問裁判はここの付属修道院で行われた。 |
ローマ・サンタマリアヴィットリア教会 共和国広場の先の交差点にある。内部は単身廊で両側に礼拝堂が並ぶ。その一つにベルニーニの「聖テレジアの法悦」がある。写真では法悦の顔を拝めるが実際は、見上げる位置にあり、よく見えないのが残念。この交差点にはサンタスザンナ教会やサンベルナルド教会もある。 |
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ローマ・バルベリーニ宮・国立古典絵画館 貴族のコレクションをまとめて絵画館としたもの。宮殿自体はベルニーニとボッロミーニのバロックの代表建築といわれる。収蔵作品はすごい。ホルバイン、ラ ファエロ、リッピ、カラバッジョ「首を切るユーディット」、レーニ「ベアトリーチェ・チェンチ」、グレコなどじっくり見たいものばかり。 |
ローマ・サンタマリアデルポポロ教会 ポポロ広場に建つ11世紀の教会。美術館といってもいい絵画と彫刻の傑作が並ぶ。ピントリッキオの「幼子キリストの礼拝」、主祭壇の「マドンナデルポポロ」、カラヴァッジョの「聖パオロの改宗」、「聖ピエトロの逆さ磔」、ラファエロ、ベルニーニなど絵画、彫刻多数。 |
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ローマ・サンピエトロインヴィンコリ教会 ペトロが繋がれていた鎖を聖遺物として祀っていて見られる。それよりもミケランジェロのモーゼ像を見たくてきた。ユリウス2世の中断した墓の計画から派生したもの。モーゼと両脇の像だけがミケランジェロの作であとは弟子の作品らしい。 |
ローマ・サンルイージデイフランチェージ教会 カラヴァッジョの絵で有名。後期ルネサンス様式の3身廊の教会。ドメニキーノの「聖チェチーリアの生涯」のフレスコもよいが、やはりカラヴァッジョの「聖マタイ と天使」「聖マタイの召喚」「聖マタイの殉教」の3部作が並ぶ礼拝堂が一番良い。但し、礼拝堂の左右に掲げられているので全体を見るのに苦労する。 |
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ローマ・ファルネジーナ荘 1520 年完成、キージ家の別荘をファルネージ家のものに。ラファエロのガラテアを中心とした占星術に由来するデザインのガラテアの間、ジュリオ・ロマーノのプシ ケのギャラリーと2階にはペルッツイの遠近法によるだまし絵のフレスコなど建築と絵画が一体になり面白い。向かいのコルシーニ美術館もいい絵画が多い。 |
ローマ・マッシモ宮 紀元前2世紀から4世紀の彫像、モザイク、フレスコを展示する。最高の見ものは、リヴィア家のフレスコで、アウグストウス帝とリヴィア妃の家から発見され たもので緑の庭園が壁面いっぱいに描かれている。緻密な植物の描写は素晴らしい。その他、ギリシャ・ヘレニズム初期の円盤投げやアフロディーテなどの彫刻 も。テルミニ駅前広場に面している。 |
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アッピア街道 サンセバスティアーノ門から南に延びる街道は散策コースとしてもよい。バスで巡るコースもあるが歩いて道すがら遺跡を楽しむほうが良い。カタコンベを抱え るサンセバスティアーノ、サンカリスト、チェチリアメッテラの墓やクオヴァディス教会などが近い。石畳の道は昔のままだそうだ。 |
オルヴィエート ローマから1時間、丘陵地帯の中に小島のような高台に築かれた城塞都市。ローマ強奪の際、法王はここに避難した。13世紀の大聖堂の彫刻と装飾はマイターニ の設計といわれ、シニョレッリのフレスコは美術史上重要な作品。モーロの塔、井戸などと共に中世の街並みは散策にもってこいの街。 |
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ウフィッツィ美術館 コジモ1世がヴァザーリに設計させた役所を息子のフランチェスコ1世がメディチの美術を収めたのが始まり。3階からスタートして時代ごとに区分されわかりやす い展示で中世から18世紀までのルネサンス絵画とその前後の変遷を見ることができる。何度行っても新たな発見があり感動する。混むので予約したほうが良い。 |
フィレンツェ・ドォーモ付属美術館 ドォーモの後陣の向いにある。フィレンツェで彫刻を見るならこことバルジェッロで十分と言えるほど。14世紀ドォーモのファサードにあったカンビオの「聖 母子」、ドナテッロの「ヨハネ」などからミケランジェロの未完の「ピエタ」、ロッビアの聖歌隊席、ドナテッロの木彫「マグダラのマリア」など見るべきものが豊富。 |
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フィレンツエ・バルジェッロ美術館 13世紀の行政長官の館をルネサンス期の彫刻を中心とした美術館にした。1階にミケランジェロの「バッカス」、「ブルータス」、「アポロ」などを中心に、2階にはドナ テッロの「ダビデ」、ベルニーニ。洗礼堂の扉のコンペのブレネレスキとギベルティの「イサクの犠牲」の本物もある。ここも何度訪れても見飽きない。 |
フィレンツェ・サンタクローチェ教会 ミケランジェロ、マキャベリなど著名人の墓が多くあるので有名だが、ジョットの「フランチェスコの生涯」やガッディの「マリア伝」のフレスコ、チマブエの「十字架」、オルカーニャの「死の勝利」など見るべきものが多い。ブレネレスキのパッツィイ家礼拝堂も素晴らしい。 |
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フィレンツェ・サンタマリアノヴェッラ教会 サンタマリアノヴェッラ駅前のドメニコ派の聖堂。アルベルティがゴシックをベースにフィレンツェスタイルを形作った。マザッチョの「三位一体」、リッピの 「ヨハネとピリポ伝」、ギルランダイオの「マリア伝」などフレスコや彫刻に優れた作品を多く持つ。緑の回廊も傷みは激しいが見どころ。 |
フィレンツェ・サンマルコ美術館 14世紀の修道院を美術館としたもので、フラ・アンジェリコの「受胎告知」をはじめ、1階の回廊四隅のフレスコや「キリスト磔刑図」がある。ギルランダイオの「最後の晩餐」もある。2階の僧坊にも数点アンジェリコの作品があり、サボナローラの修道院長室も残る。 |
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フィレンツェ・アカデミア美術館 ミケランジェロのダビデ像の本物はここにある。展示会場は広くないので常に長蛇の列ができているので予約したほうがいい。ダビデ像に観光客は集中するが、絵画の部屋もオルカーニャ、リッピ、ボッティチェリ、ギルランダイオなどいい作品がたくさんある。 |
フィレンツェ・オーニッサンティ教会 13世紀の聖堂を17世紀にバロックようなファサードにした。ギルランダイオの「慈悲の聖母」、ボッティチェリの墓もある。ギルランダイオとボッティチェ リが競作したといわれる「ヒエロニムス」と「アウグスチヌス」が対面している。隣の回廊に続く食堂にギルランダイオの「最後の晩餐」がある。 |
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フィレンツェ・サンミアートアルモンテ教会 ここもおすすめの一つ。フィレンツェ市街の見晴台としてミケランジェロ広場が有名だがその奥にある。この前庭からの夕景のフィレンツェは言葉にならない。 ロボットの顔のようなファサードは13世紀のロマネスク様式。ポルトガル枢機卿の墓やアレティーノのフレスコなど内部も素晴らしい。 |
フィレンツェ・ブランカッチ礼拝堂 フィレンツェのサントスピリト地区にあるサンタマリアデルカルミネ教会の中。13世紀のカルメル会のゴシック教会だったが火災で焼失、この礼拝堂は奇跡的 に残った。マザッチョとマゾリーノのフレスコは後にリッピが完成。フィレンツェルネサンスの幕を開けた絵画としてミケランジェロや多くの芸術家が学んだ。 |
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シエナ・ドォーモ 12世紀に建築開始し200年かけて完成したイタリアゴシック建築。拡張計画も途中でとん挫。ピサーノ親子、カンビオ、ミケランジェロ、ピントリッキオ、 ドナテッロ、ベッカフーミ、ベルニーニらが参加し、建築と彫刻、絵画が一体となった教会。床の象嵌も美しい。新ドォーモの名残の屋上に付属美術館から登れ る。 |
シエナ・プブリコ宮 カンポ広場に建つ市庁舎。13世紀の建物。100mのマンジャの塔からの眺望もよいが、内部の市立美術館には、シモーネマルティニの「荘厳の聖母」をはじめド ウチョのフレスコもある。平和の間にはロレンツェッティの「善政の効果」、「悪政の効果」も素晴らしい。ドォーモ周辺とカンポ広場周辺とその間の路地裏散歩はシエ ナの街を堪能できる。 |
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パドヴァ・スクロヴェーニ礼拝堂 12世紀の都市国家の名残がそこここに残り旧市街は歩くのに楽しい街。ジョットの「キリスト伝」、「マリア伝」のフレスコで埋め尽くされた礼拝堂はロマネスクゴ シックの小さな建物ながら素晴らしい。サンタントニオ聖堂の周辺、ドォーモ周辺にも見どころ多い。「ガッタメーラの騎馬像」はドナテッロの傑作。 |
アッシジ・サンフランチェコ聖堂 ジョットのフレスコのある上堂、シモーネマルティニの「夕日の聖母」など多くの美術家が参加した下堂など、アッシジに行くたびに早朝、夕景と何度も訪れひたった。サンタキア ラ教会、サンルフィーノ、高台の城塞からの眺め、足を延ばしてサンダミアーノ修道院、カルチェリの庵などアッシジには多くのフランチェスコゆかりの地があり、時間をかけて歩くと楽しい。 |
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ウルヴィーノ・ドゥカーレ宮殿 マルケ州の山の中、小さな山上の城塞都市でルネサンス期の典型的な外観を保っている。平らなところが少なくメインストリートすら急坂。ラファエロの生家も ある。フェデリコが治めたドゥカーレ宮は国立マルケ美術館が置かれピエロデラフランチェスカやラファエロなど多くの著名な絵画が見られる。 |
アレッツォ・サンフランチェスコ教会 フィレンツェから列車で1時間のアレッツォもルネサンスを伝える中世都市。ピエロデッラフランチェスカの「聖十字架伝説」のある教会。「マグラダのマリ ア」のあるドォーモ、ヴァザーリとペトラルカの生家、サンタマリアデッラピェーヴェ教会、中世近世美術館などアレッツォは見どころも多く、坂が多いが散策 路も楽しい。 |
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コルトーナ・教区博物館 アレッツォからバスで1時間の山の中腹にある中世都市。コルトーナ生まれのシニョレッリの絵画、ロレンツェッティの「磔刑」、フラアンジェリコのもう一つ の「受胎告知」がある博物館。コルトーナの一番高いところにある聖マルゲリータの墓所やサンフランチェスコ教会など坂道を巡る街歩きがいい。 |
モンテファルコ・サンタイルミナータ教会 ここも山の上の街。旧サンフランチェスコ教会の市立美術館にあるゴッォリの「フランチェスコの生涯」のフレスコ、ペルジーノの「キリスト降架」は見もの。そこから少し下ったイルミナータ教会は1身廊の小さな教会だが内部のフレスコが美しい。 |
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ペルージャ・プリオーリ宮 山の上の旧市街のメインストリート、ヴァンヌッチ通りに面す13〜15世紀のゴシック建築。この中に国立ウンブリア美術館があり、ドウチョ、アンジェリ コ、ピエロデラフランチェスカ、ペルジーノなど思いがけないほど名画がある。ペルージャ旧市街は、このほかにもドォ−モ、サンセヴェーロ教会など見どころ 多い。 |
フェッラーラ・スキファノイア宮 パノフスキーの本でその解釈を読み、実物を見たかったので感動した。フェッラーラの旧市街のはずれにある。13世紀のエステ家が統治しエルコレ1世が都市 計画を行った。ルネサンス当時の街並みを残し世界遺産になっている。ディアマンテ宮、エステンセ城など旧市街に見どころ多数。歩いてまわるのにちょうど良い街。 |
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ラヴェンナ・ガッラプラチディア霊廟 6世紀に建てられたサンヴィターレ教会のモザイクも素晴らしいものだが、裏庭に建つ5世紀のこじんまりした霊廟の内部は美しい。人が5人も入ると狭い感じだがアラバスターの小窓の柔らかい光の中に天井には星空が広がり、宝石箱のような空間に驚く。 |
ラヴェンナ・サンタポリナーレヌォーヴォ教会 西ローマ帝国の首都でもあったラヴェンナはビザンチンに占領されたり変遷を重ねた結果、文化の融合による優れたモザイクが多く残る。5世紀に創建されたアリウス派の教会が6世紀にカトリックの意匠に改宗され、入口からアプシスへといざなう動きのある美しいモザイクが残る。 |
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ラヴェンナ・サンタポリナーレインクラッセ教会 ラヴェンナの中心から5kmほど郊外に建つ6世紀の教会。3身廊の堂内の後陣にあるモザイク群は平板な印象のあるモザイクと違い明るい色彩で構成され寓意 の意匠となっている。身廊のモザイク装飾も素晴らしい。鐘楼が歴史上登場するのもこの時代以降のもので、裏庭にある鐘楼は、最古と言われ初期の本格的鐘楼 も見てほしい。 |
ルッカ・サンミケーレインフォロ教会 ピサ・ルッカ様式といわれるロマネスク様式でドォーモと同じような装飾。上になるほど小さいアーチが重ねられ細かい浮彫彫刻の装飾が美しい。リッピの「4 聖人」、ロッビアの「聖母子像」がある。ルッカは城塞がきれいに残り、遊歩道になっている。グイジーニの塔にも上れ、古い教会や見どころの多い中世都市。 |
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サンジミニャーノ・グロッサの塔 唯一観光客が登れる54mの塔。市立美術館となっているポポロ宮から階段で登れる。上からは街と周囲のトスカーナの丘陵が眺 められる。ポポロ宮のとなりの参事会教会にはギルランダイオの「フィーナの生涯」のフレスコもよく残る。サンジミニャーノ旧市街は10世紀前後の城塞都市 の面影をよく残している。 |
ボローニャ・サンテステファーノ教会群 4つの教会と2つの礼拝堂が繋がっている8世紀から13世紀の教会群で前庭の雰囲気も良く、ポルティコのカフェでの一服はたまらない。ボローニャは大きい街だが街全体がポルティコでつ ながり傘いらずの街。世界最古のボローニャ大学が開かれ文化と学術で繁栄したので、多くの美術も堪能できる。アジネッリの塔にも登れる。 |
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ヴェネチア・アカデミア美術館 アカデミア橋のたもとにあり14世紀から18世紀のヴェネチア絵画を中心に展示する大美術館。ジョルジョーネの「嵐」「老婆」、ベリーニ「聖母と聖人」他ティチアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、カルパッチョなど膨大な作品がたっぷり見られる。 |
ヴェネチア・カドーロ カナルグランデの魚市場の対岸にある。15世紀ヴェネチゴシックの宮殿。内部はフランケッティ美術館になっていて、マンテーニャの「セバスティアーノ」な ど数点素晴らしい作品がある。建物自体の鑑賞もできる。スーパーのVILLAも近くバポレットを乗り継いだり迷路散歩が楽しい。 |
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ヴェネチア・サンタマリアグロリオーサディフラーリ教会 サンマルコに次ぐ高い鐘楼を持つヴェネチアを代表する教会のひとつ。14世紀ゴシック。重要な美術を多くもつので有名。なかでもティチアーノの「聖母被昇天」ベリーニ「聖母と聖人」の祭壇画、ドナテッロの木彫「ヨハネ」は見逃せない。 |
ヴェネチア・スクオーラディサンロッコ フラーリ教会の裏に建つ15世紀のペストに対する守護聖人の信者会の建物。ティントレットの美術館といわれるほど名品がたくさんある。「受胎告知」から 「聖母被昇天」の8枚の大作が1階に。2階には「マナの収穫」など21点の天井画。祭壇脇にはティチアーノの「受胎告知」もあった。 |
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ヴェネチア・サンジョルジョマジョーレ教会 サンマルコ広場と運河をへだてた小島に建つ。ベネディクト派の修道院で新古典のようなルネサンス期の建築で内部は明るい。ティントレットの「マナの収集」と「最後の晩餐」は必見。鐘楼にも登れ、ヴェネチアの島を見渡せる眺望は離れがたい。 |
ヴェネチア・サンタマリアデッラサルーテ教会 バポレットでカナル・グランデを巡るとサンマルコ広場の手前に最初に目に飛び込んでくる大きなドーム。17世紀にペストの終焉に感謝して建てられた。ティントレット「カナの結婚」ティチアーノ「聖母と聖人」など有名な絵画が多数ある。 |
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ヴェネチア・グッゲンハイム美術館 大富豪の現代美術コレクターのベネチアの美術館。邸宅を美術館にしており、小さいが現代美術がぎっしり。中世美術や教会の美術めぐりをしていると現代美術や空間の新鮮さに異様に感動する。庭にカフェがあり高級レストランが入っていて美味しく、一服するには最高。 |
ヴェネチア・サンマルコ寺院 2階のヴェランダに4頭の騎馬像。モザイクを間近に見られ広場を見渡せる。ヴェネチア観光の定番はサンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿周辺とリアルト橋、ゴンド ラ遊覧だが、本当の楽しみは迷路のような路地歩き。どの教会にも名品があるのでそれをバポレットで移動し散策するとヴェネチアに来たと実感でき、堪能できる。 |
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シチリア・セジェスタ パレルモとトラパーニの間の山の中にある孤高ともいえるギリシャ遺跡の一つ。保存状態の良いドーリア式神殿が緑の丘の上にぽつんと立つ。自然の音しか聞こえない。日に数本のバス停からもちょっと離れているが坂道も楽しい。落ち着いて立ち去り難い。 |
シチリア州立美術館 15世紀のアバテッリス宮を小さな美術館としたもの。アントネッロ・ダメッシーナの「受胎告知のマリア」を見たくて来た。15世紀の大フレスコ、「死の勝利」も必見。日本語のパンフがあったのに驚き。 シチリアはノルマン王朝時代から様々な宗教の混在を認め独特の文化をはぐくみのちの西欧文化の核を作った。シチリアは知れば知るほど驚異に満ちている。 |
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モンレアーレ パレルモから内陸の丘の上にある旧市街は中世の色をしている。12世紀のドォーモはビザンチン様式の素晴らしいモザイクに埋め尽くされている。外には、見晴台があり黄金の盆地と呼ばれるコンカドーロを見渡せる。パレルモ市内やチェファルーにも優れたモザイクが多く残る。 |
シラクーサ 地中海の要衝の地としてギリシャ、ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマンと様々な民族が入れ替わり、混在した文化を形成した。古代ギリシャの遺構があるネア ポリ公園と海に突出したオルテジア島の2つの違う顔を見ることができる。アグリジェントの古代遺跡群と共に古代散策コースとしても面白い。 |
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タオルミーナ・サンドメニコホテル 今やリゾートタウンとなっているタオルミーナの高級に属するホテルは元修道院。階段、廊下、中庭に昔の雰囲気を残している。豪華ではないが格調あるしつらえや回廊は海を見下ろす庭園と共に時間を忘れる。イソラベッラへはロープウェイでタオルミーナ市街と結ぶ。 |
ニューヨーク・フリックコレクション 大富豪の個人コレクションで期待せず訪れたが、邸宅の趣味の良さにも作品の質の高さにも驚嘆。ニューヨークの美術館で一番おすすめはここ。ファンエイク、 グレコ、ブリューゲル、フェルメール、ドウチョ、ティチアーノ、ピエロデッラフランチェスカなど時代やジャンルを超えて良いものだけを取集している。 |
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ニューヨーク・クロイスター美術館 なぜアメリカに中世の美術館が建っているのか疑問でマンハッタンの北のはずれまで出かけた。スペインやフランス、イタリアから中世美術を寄せ集め、修道院まで組挙げて作っている。メトロポリタン美術館の分館になっている。観光客は少ないのでゆっくり見て回れる。 |
メトロポリタン美術館 MOMAと共に有名すぎるのでここに挙げるのを迷ったが、良い中世イタリア美術も多数収蔵しているので。幅広い分野、ジャンルで広大なため絞ってみる必要がある。絵画だ けで2日通ったがまだ見ていないところがある。セントラルパークの周囲に巨大美術館がたくさんあり選び放題の贅沢な迷いを味わえる。 |
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ロンドン・ナショナルギャラリー ロンドンにも有名な美術館は多いが大英博物館とここは出掛けて損はない。イタリアゴシックからフランス絵画は充実している。セインズベリーウィングにドウ チョから初期ルネサンスが集められている。ノース、イーストウィングに著名な絵画がゴロゴロ展示してあり何日も通える。入場は無料だったと思う。 |
ロンドン・コートールド美術館 大学の一画にある大きくないが印象派のコレクションは素晴らしい。マネの「酒場にて」ゴッホ「耳を切った自画像」モネ「アルジャントゥイユの秋」、ピサロ、ユトリロ、モジリアニなど名品が並ぶ。中庭は子供も遊べる噴水の公園になっている。 |
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ロンドン・テートモダン テムズ川に面し、セントポール寺院と向かいあわせで立つ、元発電所を現代美術の美術館にした。20世紀以降の作品を展示するがジャンルや時代区分でなく、テーマ展示という新しい展示をしていて面白かった。19世紀までの美術はテートブリテンにある。 |
イスタンブール・アヤソフィア ブルーモスク、トプカプ宮と並ぶ観光名所になっている。4世紀コンスタンチヌス帝の時代に元になる教会が建築、ビザンチン建築の傑作。ギリシャ正教の大本 山となった後イスラム寺院となりモザイクは塗つぶされていた。20世紀に壁の中から発見され美術館として公開されている。 |
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トルコ・ギョレメ トルコは行ってみてわかったことが多かった。素晴らしい古代遺跡がベルガマ、エフェソス、パムッカレなど各地に残る。カッパドキアも奇岩のある特異な自然のイメージだった が、カイマルクの地下都市やギョレメの岩窟教会など初期キリスト時代の遺構も多く残っていて面白かった。その素朴な絵画表現は絵画の発展過程を忍ばせる。 |
浜松市・秋野不矩美術館 天竜川のそばの山の中に建つ。日本画の新しい表現を追求した秋野不矩さんの個人美術館。50代にインドと出会い、自然と時間の表現に深みがある。西欧絵画の要素を組み入れた表現は独自の画法となっている。作品も建物もずーと見ていたい美術館。 |
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ジェロニモス修道院 ポルトガル・リスボン郊外の大修道院。 マニエル1世により16世紀に建築された。ロープなどのモチーフで装飾されたマニエル様式が特徴。ポルトガルの航海時代の黄金期の建物。世界遺産。 |
サンチャゴ・デ・コンポステーラ 北スペインにある3大巡礼地のひとつ。 聖ヤコブの遺骸を祀る。フランスなどから伸びる巡礼路の終着地でもある。長期にわたる造営の結果、初期ロマネスク、ルネサンス、バロックなど様々な様式が混在する。 初期の装飾は風化が進む。 内部は巡礼路様式で祭壇の周囲を礼拝堂が囲む。大香炉も有名。 |
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サンベント駅 ポルトガル第2の都市ポルトにあるサンベント駅舎。アズレージョという装飾タイルがいたるところに残るがこの駅舎の内側全面の装飾は圧巻。 |
シントラの王宮 ポルトガルの地方都市シントラの王宮。 期待せず入場したら壁面、天井などの装飾の素晴らしさに圧倒される。ムーア人の城塞をもとに14世紀、ジョアン1世が改築したものという。ユニークなキッチンの煙突が外観の景観をつくる。 |
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