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イタリア国外にある名品のイタリア絵画をみることのできる美術館をあげて みた。
イタリア美術に限らず、その国の美術は国内にあるとは限らない。特に、イタリアのルネサンス、バロック期の美術は西欧諸国にも多くが渡っている。
主要な美術作品、とくに絵画について、イタリア国外の美術館に所蔵されているものについてのメモを整理している。各美術館の所蔵している情報は意外と公開 されていないところが多いので、各美術館のホームページのほか、図書資料から集めたもの。収蔵品の情報は、その美術館の売りとしている作品以外の情報は非 常に不足している。従って当リストについても正確かどうか、網羅できているかは判断すらつきかねる状態にある。
また、所蔵していても限られた展示スペースの中であり、展示公開されていない作品も多いのではないかと推察できる。ただ、日本以外の美術館では、ロンドン のナショナル・ギャラリーばかりでなく、入場無料のところや毎月や毎週に1日は無料公開だったり、見やすい環境にある。イタリア美術だけでなく著名な作 品、幅広 い時代や分野の美術があるので、その地域に出かけた際にはぜひ立ち寄りたい。


イタリア以外の国々の美術館 目   次

1.フランスの美術館 

2.イギリスの美術館

3.アメリカの美術館

4.ロシアの美術館

5.ドイツの美術館

6.スペインの美術館

7.その他の国の美術館
             
     1.フランス

         1)ルーブル美術館

いわずと知れたパリの大美術館。
12世紀の要塞、ルーブル城をもとにしたルーブル宮を王宮がベルサイユに移った17世紀に、美術品の収蔵場所となっていた。18世紀にナポレオンの収奪品 などから膨大な収蔵品を持つに至った。

絵画、彫刻部門以外に古代オリエントなど8部門からなり、約35万点の収 蔵品から3万5千点を展示する。絵画部門は、13世紀から1848年までの絵画を扱う。(ちなみに1848年以降の絵画は、基本的にオルセー美術館に収蔵 される。)

イタリア絵画は、フランソワ1世とルイ14世のコレクションがもとになっ ており、ナポレオンの収奪品も多い(未返還分)。イタリア絵画はドノン翼棟の2階にまとめられている。ルネサンス期の名品ぞろい。

         ルーブル遠望



(彫刻)
ミケランジェロ 「瀕死の奴隷」
カノーヴァ 「キューピッドの口づけで目覚めるプシュケ」

(絵画)

ダヴィンチ 「ジョコンダ(モナリ ザ)」「聖母子と聖アンナ」「洗礼者
       ヨハネ」「岩窟の聖母」「貴婦人の肖像」「若い女性
       の頭部と男の胸像」
ティチアーノ「田園の合奏」「キリスト埋葬」「荊冠のキリスト」「鏡
       の前の女」「うさぎの聖母」
カラヴァッジョ「女占い師」「聖母の死」
ラファエロ   「聖母子と洗礼者ヨハネ」「画家と友人」「女性の
        半身像」「カスティリオーネの肖像」「聖ゲオルギウス
        とドラゴン」
マンテーニャ「聖セヴァスティアヌスの殉教」「磔刑(プレデッラ)」「パ
       ルナッソス」
ジョット   「聖痕をうける聖フランチェスコ」
チマブーエ 「6人の天使に囲まれた荘厳お歳暮」
フラ・アンジェリコ 「聖母戴冠」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ 「シジスモンド・マラテスタの肖像」
ピサネッロ  「エステ家の婦人」
メッシーナ  「傭兵隊長」
ボッティチェリ 「若い婦人に贈りものをするヴィーナスと三美神」
ギルランダイオ「老人と孫」
ペルジーノ  「聖母子と二聖人」
ゴッツオリ   「聖トマスアキナスの栄光」
コレッジョ   「眠るアンティオペ」「聖カテリナの神秘の結婚」
ヴェロネーゼ 「カナの婚宴」「女性の肖像(ナーニ)」
カラッチ   「聖ルカの聖母」「キリストの復活」
ベッカフーミ 「説教する聖ベルナルディーノ」「聖アントニオとラバ
        の奇跡」「聖痕を受ける聖フランチェスコ」
コスメツゥーラ「ピエタ」「読書するパドヴァの聖アントニウス」

グ エルチーノ「自画像」

             2)ブ ザンソン美術歴史博物館   
フランス東部、スイス国境に近い ドゥー県のブザンソンにある。古代美術から近・現代まで多彩な作品を収蔵。似た名前の「ブザンソン美術考古博物館」もある。
(情報が探せず、現在、改修中らしい)

ブロンズィーノ 「十字架降下」(死 せるキリスト?)
フィリピーノ・リッピ「キリスト」

 
 
          3)ボザール美術館   
ストラスブール市内、パレ・ロアンの建物の2F にある美術館。中世から1870年までのヨーロッパ絵画を展示する。イタリアルネサンス前期、初期フランドル、マニエリスムなどが多い。

ジョット 「磔刑」

ボッ ティチェリ、ラファエロ、ヴェロネーゼ、カナレット、ティエポロらの作品もある。
        
    
2. イギリス

      1)
ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

トラファルガー広場にある。13世紀 から1900年までの2300点を所蔵。入館無料。コレクションは王族や貴族のコレクションでなく民間からの寄贈という異色の美術館。「ジョットからセザ ンヌまで」と言われように美術史上の面白い時代の絵画が豊富にあることで有名。(ちなみに1900年以降の作品はイギリス美術専門の「テート・ブリテン」 にまとめられた。また、彫刻は、「ヴィクトリア&アルバート博物館」に。西洋以外の美術は、「大英博物館」、近・現代美術は「テート・モダン」に区分けさ れ収蔵されている。ナショナル・ギャラリーの中は、年代ごとに展示スペースが割り振られている。
1250〜1500年 セインズベリー棟
1500〜1600年 西ウイング
1600〜1700年 北ウイング
1700〜1900年 東ウイング
イタリア中世、ルネサンス絵画の名品がセインズベリー棟に多くある。ちなみにヤンファン・エイクの「アルノルフィ
ニ夫妻の肖像」もここにある。


         ナショナルギャラリー



ダヴィンチ「岩窟の聖母」「聖母子と 聖アンナ、洗礼者聖ヨハネ」
ミケランジェロ「キリストの埋葬」「マンチェスターの聖母」「聖母子
     と聖ヨハネと天使たち」
ラファエロ 「ユリウスU世の肖像」「アレクサンドリアの聖カタリナ」
    「聖母子と聖ヨハネとバーリの聖ニコラウス」「モンドの磔
        刑図」「カーネーションの聖母」「アンシディの聖母」

ティチアー ノ「アクタイオンの死」「バッカスとアリア
        ドネ」「ノリ・メ・タンゲレ」「キルトの袖を
        つけた若い男の肖像」「聖十字架を崇拝するウ
        ェンドラミ家の人々」「三世代の寓意」

カラヴァッジョ 「洗礼者の首を持つ サロメ」「エマオの晩餐」「ト
             カゲにかまれた少年」

ウッ チェルロ「聖ゲオルギウスの竜退治」「サンロマーノの戦い」

ジョヴァンニ・ベリーニ「ヴェネチア 総督ロレダンの肖像」「ゲッセ
             マネの園の苦悩」「牧場の聖母」
ジェンティーレ・ベリーニ「メフメトU世の肖像」
メッシーナ「キリストの磔刑」「書斎の聖ヒエロニムス」
チマブーエ「玉座の聖母子と二天使」
ロレンツォ・コスタ「合奏」
クリヴェッリ「ツバメの聖母」「聖エミディウスを伴う受胎告知」
              「多翼祭壇画」
ドォッチョ「聖母子と諸聖人」「受胎告知」
ジョット「聖霊降誕」
ファブリアーノ「クララテージの聖母」
フィリッポ・リッピ「受胎告知」
ロレンツォ・モナコ「聖母の戴冠と礼拝する聖人達」
マンテーニャ「ローマへのキュベレ崇拝の導入」「ゲッセマネの
            園の苦悩」
マザッチョ「聖母子」「聖母子と天使」
マゾリーノ「聖グレゴリアスと聖マッテア」
ピエトロ・ペルジーノ「聖母子と天使」「大天使ミカエル」「大
              天使ラファエルとトビアス」
ピエロ・デッラ・フランチェスコ「キリストの洗礼」「キリストの降
             誕」
ポッライオーロ「聖セバスティアヌスの殉教」「アポロとダフネ」
ブロンズィーノ「「ヴィーナスとキューピッドのいるアレゴリー」
ゴッォリ「ヘレネの略奪」「浄めの祭壇画」

ジョ ルジョーネ「東方三博士の礼拝」「日没」

パルミジャーノ「聖母子と洗礼者ヨハ ネ、聖ヒエロニムス」「聖
               ヒエロニムスの幻視」
ポントルモ  「エジプトのヨセフとヤコブ」
デルサルト  「若い男性の肖像」
ティントレット「聖ゲオルギウスと竜」「弟子たちの足を洗うキリ
               スト」「天の川の起源」
ヴェロネーゼ「「アレキサンドロス大工の前のダレイオスの家族」
       「愛の寓意」の連作、「不信」「侮蔑」「尊重」
              「幸せなる結婚」
カラッチ「「クォヴァディス」「キリストの死」
グイド・レーニ「ソドムを去るロトと娘たち」
コスメトゥーラ「玉座の聖母」「春」
ヴェロッキオ「トビアスと天使」
コッサ「この人を見よ」「キューピッドの教育」

ベッ カフーミ「マルシア」「「タナキル」
       2)ス コットランド国立美術館    
スコットランドのエジンバラの丘陵に ある美術館。初期ルネサンスから19世紀後半までの絵画、版画、に関する紙資料、文献収集で有名。コレクションの中心は王立アカデミーから移されたティエ ポロの絵画。当美術館自体は購入予算を持たない。

ダヴィンチ 「糸車の聖母」(バク ルーの聖母、バクルー・ヘリ
      ティジ・トラストから長期貸与)
ラファエロ 「ヤシの木の聖家族」
ロット   「聖母子と聖者達」
ロレンツォ・モナコ「聖母子」
ティチアーノ「聖会話」「ディアナとアクタイオン」「デイアナとカリ
      スト」

ティエポロ 「モーゼの発見」
       
          3)ケンブリッジ大学・フィッツ・ウィリ アム美術館    

ケンブリッジ大学の広い敷地内にあ る。1816年ウィリアム子爵のコレクションをもとに設立。建物はギリシャ建築のよう。1階に絵画部門がある。アンティーク、工芸品、コイン、写本、絵画 の5部門からなる。

ティチアーノ「ルクレチアの凌辱」 「ヴィーナスとリュート奏者」
ヴェネチアーノ「受胎告知」

シモーネ・マ ルティーニ、ヴェネローゼの作品もある。
       
      4)ウォーカー・アート・ギャラリー    

リヴァプールにある美術館。英国では ロンドン以外では最大という。1877年に設立された。ヴィクトリア朝美術や英国美術を知るには良い。展示方法が変わっている(らしい)。入場無料。

米国にウォー カー・アート・センターという美術館があるらしいが全く別物。
シモーネ・マルティーニ「神殿で見い だされる少年イエス」
      
      5)ロイヤル・コレクション    
イ ギリス王室のコレクション。王室が所有する美術コレクションで、私的財産になっているが、英国王立所蔵品教会が管理している。ハンプトンコート、ウィン ザー城などに分散して公開するので、どこで見られるかはわからない。常設はしていない?バッキンガム宮殿クィーンズギャラリーなどで公開されることもある

ジョヴァンニ・ベリーニ「若い男の肖 像」
ラファエロ「レダと白鳥」「奇跡の漁り」「パオロの説教」
ジョルジョーネ「フルートを持つ歌手」
カラヴァッジョ「果物の皮をむく少年」
カナレット「キリスト昇天際のブチントーロの帰還」
マンテーニャ「シーザーの凱旋」
コレッジョ「聖ヒエロニムスと聖家族」
ロット「アンドレオドニの肖像」
グイド・レーニ「クレオパトラとへび」
ドォーチョ「三連祭壇画」
カラッチ「真実と時の寓意」

フラ・アン ジェリコ、ブロンズィーノ、グエルチーノ、ダッディ、ドメ
ニキーノ、パルミジャーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットなどの作
品もある。
    
 
  3.アメリカ

       1)メトロポリタン美術館(MET)   
ニュー ヨーク・マンハッタン島、セントラルパーク脇にある世界最大級の美術館。1872年開館。基金と寄贈により絵画、彫刻、写真、工芸、家具、楽器など幅広い 分野、300万点以上を所蔵する私立美術館。世界中のあらゆる時代のものがある。マンハッタン北部のクロイスター美術館は別館となっている。クロイスター は、フランスとスペインの修道院を解体し再構築した建物に中世の美術を展示収蔵している(イタリア美術はない)。入場料は同日なら共通で利用できる。 MET2階に1250〜1800年のヨーロッパ絵画セクションとしてまとめられている。中央部分にイタリア絵画、フランドル絵画がある。また、ロバート・ レイマンコレクションのエリアには14,15世紀のイタリア絵画を中心に展示されている。広すぎるので1日で見て回るのは無理。

           MET

ダッディ  「聖母被昇天」
ロレンツォ・モナコ「キリスト降誕」
ヴェネチアーノ「コンタリーの肖像」
ジョット  「キリスト公現」
フィリッポ・リッピ「開き窓に寄る男女の肖像」
ボッティチェリ「聖ヒエロニムスの聖体拝領」
ギルランダイオ「聖クリストポリスと幼児キリスト

ピエロ・ ディ・コジモ「狩猟」

アンドレア・デラ・サルト「幼児ヨハ ネと聖家族」
ブロンズィーノ「若い男の肖像」
シモーネ・マルティーニ「聖アントレス」
ペルジーノ  「洗礼者ヨハネと聖ルキア」
シニョレッリ  「聖母子」
ラファエロ  「聖者と玉座の聖母子」「ゲッセマネの苦悩」
ジョヴァンニ・ベリーニ 「聖母子」
カルパッチョ 「聖母子」
ティントレット「パンと魚の奇跡」
ティチアーノ 「ヴィーナスとアドニス」
ヴェネローゼ 「マルスとヴィーナス」
ティエポロ  「惑星と大陸の寓意」「田園の舞踏」
カナレット  「サンマルコ広場」
マンテーニャ 「羊飼いの礼拝」
コレッジョ   「聖ペテロ、聖マルタ、マグダラノマリア、聖レオ
        ナルディス」
カラッチ「聖母戴冠」
グイド・レーニ「慈愛」

メニキーノ 「モーゼと燃える柴」

グエルチーノ「ペリシテ人に捕らわれ たサムソン」
ドォーチョ「聖母子」
コスメトゥーラ「聖歌隊イニシャルA」

カラヴァッ ジョ「音楽家達」
      
     2)フリック・コレクション    
ニュー ヨーク、セントラルパーク近くの私立美術館。アメリカの鉄鋼王フリックの個人コレクションを自邸と共に公開、展示する。イタリア絵画以外にもブリューゲ ル、フェルメールなど1つひとつが部屋にマッチして素晴らしい趣味。邸宅自体も、趣味の良い、良質な空間で雰囲気が良い。管理人が最も好きな美術館の一 つ。


          フリック

バスティアーニ 「三博士の礼拝」
ティエポロ  「ペルセウスとアンドロメダ」
フィリッポ・リッピ「受胎告知」
ジョヴァンニ・ベリーニ「砂漠の聖フランチェスコ」
ブロンズィーノ「ロドヴィス・カッポーニの肖像」
ヴェネローゼ 「美徳と悪徳」「智と力」
ファブリアーノ 「聖母子と聖ラウレンティウス、聖ユリアヌス」
ピエロ・デッラ・フランチェスコ 「福音史家ヨハネ」「キリスト磔
         刑」
ドォーチョ  「キリストの荒野の試み」

ヴェネチアー ノ「聖母戴冠」
      
      3)ナショナル・ギャラリー(ワシント ン)    
ナ ショナル・ギャラリー・オブ・アートはワシントンDCにある国立美術館。銀行家アンドリュー・メロンが設立資金と自身のコレクションを寄贈したのを契機に 1941年開設。入場無料。周囲はスミソニアン博物館群が連なる。当館はスミソニアン協会には入っていない。西棟は20世紀初頭までの絵画、彫刻を、東棟 には現代美術中心に展示

ティチアーノ 「鏡を見るヴィーナ ス」
ダヴィンチ  「ジネヴェラ・ベンチの肖像」
ジョルジョーネ「羊飼いの礼拝」
ジョヴァンニ・ベリーニ「読書する聖ヒエロニムス」「神々の祝祭」
フィリピーノ・リッピ「トヴィアと天使」
ゴッツォリ   「サロメの踊り」
フラ・アンジェリコ 「東方三博士の礼拝」
コスメツゥーラ  「聖母子」
コレッジョ   「聖カタリナの神秘の結婚」
マゾリーノ   「受胎告知」
ベッカフーミ  「天使と聖家族」
フィリッポ・リッピ 「東方三博士の礼拝」

ラファエロ 「アルバの聖母子」「ビルド・アルトヴィティの肖像」
      
      4)ボストン美術館    
マサチューセッツ州ボストンにある、 民間の組織で運営される美術館。所蔵する作品は50万点を超え、古代、ヨーロッパ、アメリカなど8部門からなる。エジプト美術、フランス絵画が特に充実し ている。姉妹美術館となっている名古屋ボストン美術館は大赤字で閉館を検討中

ロレンツォ・コスタ「ネックレスの婦 人像」
ヴェネローゼ 「ジュピター裸婦」
ラファエロ  「エゼキテルの幻視」「聖母子と聖ヨハネ」「三
       美神」「聖セヴァスティアヌス」「聖母戴冠」「聖
       母子と聖人達」
ジャルダーノ「会話」
ティントレット「聖母被昇天」
ヴェネチアーノ「聖母子」
ジョット   「聖母子と聖人達」
カルパッチョ 「婦人像」
コレッジョ  「聖カタリナの神秘の結婚」
クリヴェッリ 「キリスト降下」
ボッティチェリ 「聖母子とヨハネ」
ピエロ・デッラ・フランチェスコ「二天使」

彫刻も多数所 蔵。ドナテッロ、ルカ・デラ・ロッビア、ジョヴァンニ・デラ・ロッビア、ミーノ・ダ・フィエゾーレ、ソラーリ、ジャンボローニャなど。
       
      5)アレンタウン美術館    

ペンシルバニア州アレンタウンにある 美術館。
*情報不明

ベッカフーミ  「キリスト降誕」
      
      6)ティムケン美術館    

カリフォルニア州サンディエゴにある 1965年開館の美術館。
*情報不明

ヴェロネーゼ 「「エリザベト、洗礼 者ヨハネ、聖コスティナと聖
      母子」
グエルチーノ「放蕩息子の帰還」

      
      7)イェール大学アート・ギャラリー    
コネチカット州、ニューヘイブンにあ るイェール大学構内にある。入館無料。所蔵する作品は幅広く、質の高いコレクションで有名。また、建物自体がルイスカーンの設計として建築でも有名。

ポッライオーロ「ヘラクレスとディア ネイラー」
ドォーチョ、ドナテッロなどの作品もある。

     
      8)イサベラ・スチュアート・ガートナー 美術館    
マサチューセッツ州ボストンにある美 術館。幅広く美術品をコレクション。全てが個人のコレクション。1903年公開。巨額な遺産をもとに美術史家ベレンソンが協力して収集したもの。分類せ ず、邸宅内の装飾のように展示している。

コスメツゥーラ「キリストの割礼」
ティチアーノ「エウロパの略奪」
ミケランジェロ「コロンナのための秀作(デッサン)」
ボッティチェリ「ルクレチアの物語」
フラ・アンジェリコ「聖母の死と被昇天」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ「ヘラクレス」
ティントレット「黒衣の貴婦人」
ラファエロもある。

      
      9)モルガン・ライブラリー   

ニュー ヨーク、マンハッタン、マーリーヒルにある美術館・学術機関。モルガン図書館とも呼ばれる。もとはJPモルガンの個人コレクションの図書館として 1903年に設立。1924年息子が美術館として公開。著名人に自筆書類が多い。中世の写本、装飾写本も。建物自体も見どころが多いとのこと。

*情報少ない

コスメツゥーラ「エレオノーラ・アラ ゴンの肖像」
    
      10)シカゴ美術館   

イ リノイ州シカゴにある、メトロポリタン、ボストンと共にアメリカの三大美術館の一つと呼ばれる。名称は、シカゴ美術研究所、シカゴ・アート・インスティ チゥートと表示されることもある。前身のシカゴアカデミーが火災で焼失し1879年にシカゴ美術研究所としてオープン。古代から現代まで、東洋から西洋ま で幅広く所蔵。ヨーロッパ絵画が充実している。

*情報少ない。

コレッジョ「聖母子と幼児ヨハネ」
       
              11)デトロイト美 術館    

ミシガン州デトロイトにあり、古代エ ジプトから現代美術まで65000点を所蔵する。アメリカ出身の芸術家の作品が多い。愛知県豊田市と姉妹都市のため豊田市美術館と提携している。*情報少 ない。

カラヴァッジョ「聖マタイとマグダラ ノマリア」

ジョヴァンニ・ベリーニ「聖母子」

       
      12)ワーズワース・アテネウム美術館   
コネチカット州ハートフォードにある アメリカで最も古い公共美術館。ハートフォードは武器産業が盛んでその寄付により設立された。*情報少ない。

カラヴァッジョ「法悦のフランチェス コ」(聖痕を受ける聖フラン
       チェスコ?)

ピエロ・デッラ・フランチェスコの作 品もある。

      
       13)J・ポール・ゲティ美術館(J・ポー ル・ゲティ・センター)    
ロ サンゼルス・サンタモニカの丘の上に建つ、石油王ポール・ゲティの膨大なコレクションを展示。入場無料。定期的に展示を変えている。ヨーロッパ絵画が充 実。ゲティ財団が運営する。日本ではポールゲティ美術館、ゲティ美術館と表記されることもある。ゲティ・センターとゲティ・ビラの二か所の美術館を運営し ている。

ポントルモ「鉾槍兵の肖像」

ベッカフーミ 「聖カタリナの神秘の結婚」「聖痕を受ける聖カタ
      リナ」
       
      14)フィルブルック美術館    
オクラホマ州タルサにある実業家ウェイト・フィ リップス夫妻の邸宅を美術館としてタルサ市に寄贈し1939年から公開。ルネサンスからバロック期の彫刻や美術品を展示。

ベッカフーミ「聖カタリナの幻視」 「キリストの洗礼」

ファブリアー ノ、バラッロ、ピエロ・デッラ・フランチェスコらの作品も。
      
       15)ロサンゼルス郡立美術館 (LACMA)     
ロサンゼルスにある。25万点を超える所蔵品を もつ西海岸最大の美術館。併設のブロード・コンテンポラリー・アート・ミュウジアム(BCAM)は全米の現代美術を展示する。こちらのほうが有名。 カラッチ「バッカスとアリアドネ」
       
       16)フィラデルフィア美術館    
ペ ンシルベニア州フィラデルフィアの美術館。米国の建国百周年の時に建築されたメモリアルホールが起源。翌年の1877年に美術館として公開。30万点の所 蔵品。コレクションは古代から現代まで、あらゆる時代、地域、分野にわたっている。近代絵画、印象派情報は多い。デュシャンのコレクションで有名だが、日 本の浮世絵・版画のコレクションを多数持つことも知られている。所蔵品ではないが映画ロッキーの場面でも有名。 ボッティチェリ 「ピエロ・ロレンツォの肖像」
       

 4.ロシア


     
1)  エルミタージュ美術館     
サ ンクトペテルブルグにあるロシアの国立美術館。エルミタージュ劇場を含む5つの建物が一体となって構成され、ロマノフ朝時代の王宮が本館になっている。あ まりに広大で、内部も複雑。全部を見るには1日では無理。しかもどこに何があるかわかりにくい。エカテリーナ2世のコレクションがもとになっていたが、ロ シア革命後、貴族から没収したコレクションも集めて300万点といわれる膨大なコレクションとなった。印象派などは、本館から一旦外に出た別館にあるの で、事前に情報を得ないと分かりにくい

ダヴィンチ「ブノアの聖母」「リッタ の聖母」
ジョルジョーネ「ユーディット」
カラヴァッジョ「リュートを弾く若者」
ベッカフーミ「聖カタリナの神秘の結婚」
ラファエロ「コネスタビレの聖母」「聖家族」

ティチアーノ 「ダナエ」「悔悛するマグダラのマリア」
      
     2)プーシキン美術館    
スコットランドのエジンバラの丘陵に ある美術館。初期ルネサンスから19世紀後半までの絵画、版画、に関する紙資料、文献収集で有名。コレクションの中心は王立アカデミーから移されたティエ ポロの絵画。当美術館自体は購入予算を持たない。

ブロンズィーノ「聖家族」

       

  5.ドイツ

 
     1)
シュトゥットガルト州立美術館    
旧館(中世から19世紀)と新館(20世紀)か らなる。旧館はグリューネヴァルドの祭壇画、新館はドイツ最大のピカソのコレクション、ドイツ表現主義美術が充実。入館料無料。似た名称の「シュトゥット ガルト市立美術館は、別物。こちらは近・現代美術のコレクションで有名。

フラ・アンジェリコ「最後の晩餐」
ロレンツォ・モナコ「聖母子」
カラッチ「「死せるキリスト」「肉屋」
ティントレット「男の肖像」

その他、ジョ ヴァンニ・ベリーニ、カルパッチョ、ヴァザーリ、ティエポロ、カナレットなどもある。
      
     2)アルテ・ピナコテーク    
バイエルン州ミュンヘンにある美術館。バイエル ン家ヴィッテルスバッハ家の収蔵品をもとに1836年開館。隣接して、新絵画館(ノイエ・ピナコテーク)がある。アルテ・ピナコテークでは中世からバロッ ク期を中心にコレクションしている。

ジョット   「最後の晩餐」
フラ・アンジェリコ「キリスト埋葬」
ギルランダイオ「聖母子と四聖人」
ペルジーノ  「聖ベルナルディーノの幻視」
ベッカフーミ  「聖ヨハネと聖家族」
フィリッポ・リッピ「受胎告知」
ロット     「聖カタリナの神秘の結婚」
ラファエロ   「カニジャーニの聖母」
ダヴィンチ   「カーネーションの聖母」
ティチアーノ  「ヴァニティ」「カール5世」
ティエポロ   「東方三博士の礼拝」
ティントレット 「マグダラのマリア」
グイド・レーニ 「聖母被昇天」

メッシーナ 「受胎告知」
      
      3)ド レスデン国立美術館 
ド レスデンにある美術館は“国立アート・コレクション”が正式名称で美術館群の総称。ヨーロッパの古典絵画を展示する「古典絵画館(アルテ・マイスター)」 と19,20世紀絵画をコレクションする「近代絵画館(ノイエマイスター)」の他、陶磁器コレクション、古美術コレクション、などドレスデン市内の12の 博物館・美術館を含んでいる。日本では、ドレスデン絵画館、ドレスデン国立美術館と言われるものは、アルテ・マイスターかノイエマイスターを差すことが多 い。ツィンガー宮殿が1855年に公開され「古典絵画館(アルテ・マイスター)」としてルネサンス、バロック期の名画がある。一方、ノイエマイスターには 印象派などを展示する。

コスメトゥーラ「聖セヴァスティアヌ ス」
メッシーナ  「聖セヴァスティアヌス」
ラファエロ  「シストの聖母」
ジョルジョーネ「眠れるヴィーナス」
コレッジョ  「聖ゲオルギウスの聖母」「聖フランチェスコの聖
       母」「聖セヴァスティアヌスの聖母」
コッサ「受胎告知」

パルミジャー ノ「聖母子と幼児ヨハネ」
       
      4)ベルリン国立美術館    
ド イツ・ベルリンにある美術・博物館群。旧博物館がもとになっている。市内の博物館島、ティアガルテン地区、ダーレム地区にある美術館の総称がベルリン国立 美術館。18の部門をプロイセン財団が運営している。18の部門がそれぞれ一つの博物館に相当するわけでなく、1つの建物に複数の部門の作品が展示された りする。1998年にティガムテン地区の文化フォーラム内に新しく絵画館が建設され、ボーデ博物館、ダーレム博物館にあった絵画のうち18世紀以前のもの が絵画館に集められた。絵画のうち19世紀のもの、旧ナショナル・ギャラリーにあったものはティアガルテン地区の「新ナショナル・ギャラリー」に展示して いる。

ジェンティーレ・ファブリアーノ「聖 母子、聖ニコラウス、聖カタ
       リナ」
コレッジョ  「レダと白鳥」
フィリピーノ・リッピ「幼児キリストの礼拝」
マザッチョ  「キリスト降誕」
ジョルジョーネ「若い男の肖像」

    

   6.スペイン


      1)プ ラド美術館    
マドリードにあるスペイン王家のコレクションを 展示する国立美術館。スペイン絵画を見るならここが良い。ゲルニカも以前はここにあったが移った。フランドル絵画、イタリア絵画も多く所蔵、特に、ティチ アーノはティチアーノコレクションとして質量ともに最高のものを所蔵。

ティチアーノ 「ヴィーナスとオルガ ン奏者とキューピッド」「ヴィー
        ナスとアドニス」「ヴィーナスへの奉献」「アンドロ
        ス島の人々」「ポルトガル王女エレオノーラの肖         像」「自画像」「カール5世の騎馬像」「ミュール         ベ ルクのカルロス5世」
ラファエロ「枢機卿の肖像」「シチリアの苦悶」
フラ・アンジェリコ「受胎告知」
ティントレット 「弟子の足を洗うキリスト」
アンドレア・デル・サルト「階段の聖母」
ヴェロネーゼ「ヴィーナスとアドニス」「モーセの発見」「ルクレチ
         ア」「ナイル河の救われたモーゼ」
ボッティチェリ  「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
ブロンズィーノ 「ドン・ガルシア・デ・メジチの肖像」
コレッジョ    「聖母子と幼児ヨハネ」「我に触るな」

カラッチ「聖 母被昇天」
    
       2)ティッセン=ボルネミッサ美術館    
スペイン・マドリードにある美術館。 プラド美術館の近く。鉄鋼王ティッセン家とボルネミッサ男爵が購入したコレクションがもとになっている。14世紀以降のヨーロッパ美術を見渡せるコレク ション

カラヴァッジョ 「聖カテリナ」
ギルランダイオ「ジョヴァンニ・トルナヴォーニの肖像」
ブロインズィーノ「聖セバスティアヌス」
ベッカフーミ  「聖ヨハネと聖母子」

その他、ティ チアーノ、カルパッチョ、ビオンボらの作品も。
      

7. その他の国の美術館

    
      1)ウィーン美術史美術館    
オー ストリア、ウィーンのリンク近くに、自然史博物館と向かい合って立つ、美術史博物館とも呼ばれる。もとは王宮の一画。建物自体の装飾も内容ともども素晴ら しい。マクシミリアン1世からのコレクションといわれ、ハプスブルグ家の歴代君主の収蔵品が追加され1881年に開館。ベラスケス、フェルメール、ブ リューゲルを含む絵画は美術館の中間階に展示されている。

ジョルジョーネ「三人の哲学者」「若 い婦人の肖像(ラウラ)」                「矢を持つ少年」
ジョヴァンニ・ベリーニ「鏡を見る裸婦」
ラファエロ     「ベルヴェデーレの聖母」
ピエロ・デッラ・フランチェスカ「聖セヴァスティアヌス」
コレッジョ      「ガニュメディスの誘拐」「ユピテルとイオ」
ゴッツォリ 「聖フランチェスコ、聖ベルナルディーノ、聖ヤコポと
             聖母子」
パルミジャーノ「聖パオロの回心」「弓を作るキューピッド」「凸
              面鏡の自画像」
グエルチーノ「放蕩息子の帰還」
アルチンボルト「冬」
ティントレット  「スザンナの水浴」
ブロンズィーノ 「聖家族」
ティチアーノ 「ヴィオランテの肖像」

カラヴァッ ジョ「ゴリアテの首を持つダビデ」
   
        2)リスボン国立古美術館    
ポルトガル、リスボンの中心部にある 1884年開館。中世から19世紀初期の美術を所蔵。特に、15世紀から16世紀のポルトガルの絵画、彫刻、金細工を収蔵する。

ピエロ・デッラ・フランチェスコ  「聖セヴァスティアヌス」

その他、ラ ファエロ、アンドレア・デル・サルト、ティントレットなど
を持つ。
       
            3)アムステルダム国立美術館  

オランダ、アムステルダムにある美術 館。17世紀オランダ絵画が充実している。フェルメールやレンブラント「夜警」などを所蔵。

クリヴェッリ「マグダラのマリア」
       
            4)ブタペスト国立西洋美術館   
ハ ンガリーのブタペストの英雄広場にある美術館。エステルハージ家のコレクションがもとになっている。古代エジプト美術、13世紀から18世紀西洋絵画、彫 刻、19世紀以降の絵画を所蔵。グレコのコレクションが有名。名称はブタペスト美術館、ブタペスト国立美術館と表記されることもあるが、「ブタペスト国立 美術館」は別にあり、中世から現代までのハンガリー美術を所蔵する。

ブロンズィーノ 「羊飼いの礼拝」 「ヴィーナス、キューピット、
                嫉妬」
コレッジョ「授乳の聖母」

ラファエロ 「エステルハージの聖母」
       
           5)ベルン美術館    
スイスのベルンにある中世から近代までの約 3000点の作品を所蔵。特に19世紀、20世紀の絵画が多い。パウル・クレーセンターにも多くの作品を移した。

ドォーチョ 「荘厳の聖母」
フラ・アンジェリコ「聖母子」

     
           6)アントワープ王立美術館    

ベルギーのアントワープにある美術 館。オランダ語表記でアントウェルペン美術館とされることが多い。修復工事中らしい。(2017年まで?)

メッシーナ 「キリスト磔刑」

マルティーニ 「オルシーニ多翼祭壇画」
 
      7)クロムニジェーシュ美術館   
チェコのクロムニジェーシュのヴェルケ広場にあ る宮殿?を美術館にした。ルネサンス様式の建物もすばらしい。 ティチアーノ 「皮をはがされるマル シュアス」
   
     8)チャルトリスキ美術館    
ポーランド南部のクラコフにあるポーランド最古 の美術館。1801年チャルトリスキ公爵により設立。一時、国立となったが現在はチャルトリスキ公爵財団が運営している。私立としては有数の規模を誇る。

ダヴィンチ 「白貂を抱く婦人」

カテーナ  「聖母子」 ティエポロ 「モーゼの発見」
    
     9)国立西洋美術館(日本)    
東京、上野公園入口にあるコルビジェ の建物でも話題。19世紀から20世紀の西洋美術を展示するが、松方コレクションの寄贈をもとに、ルネサンス以降の美術もある。

グエルチーノ 「ゴリアテの首を持つ ダビデ」
アンドレア・デル・サルト「聖母子」
ティントレット 「ダビデを装った男の肖像」
バルトロメオ 「城の見える風景」
ヴァザーリ   「ゲッセマネの祈り」
ヴェロネーゼ 「聖カタリナの神秘の結婚」
ティエポイロ  「聖母子と聖人達」「天上に導かれるピサー
         ニ提督」

グイド・レー ニ「ルクレチア」
      
    10) ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館  
オランダ、ロッテルダムにある美術館。中世から近代の美術まで12000点を所蔵する。ボイマンスが1841年に寄贈した自身のコレクションをもとにしている。その後、ベーニンゲンもコレクションを寄贈したため、現在の名称になった。
ティチアーノ 「少年と犬」
       
           


      
           


       
                 


       
                 
 
     
              
 
       
                
 
       
               
 
       
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